「毎日触れる場所だからこそ、一番こだわりたい」 足元から伝わる木の温もりや、光を反射する美しい木目。床を変えるだけで、家の空気感は驚くほど変わります。
しかし、いざ検討を始めると、「下地まで直すべき?」「マンションの防音ルールは?」「結局、自分の家にはどの工法がベスト?」といった、目に見えない部分の不安も大きいものです。
安易に上張りを選んで数年後に床鳴りに悩んだり、逆に必要のない張り替えで予算をオーバーしたりするのは避けたいところ。
この記事では、フローリングのリノベーション費用相場から、工法の徹底比較、ライフスタイルに合わせた素材選び、そして失敗を回避する業者選びのポイントまで、徹底的に解説します。
フローリングのリノベーション費用相場

フローリングのリノベーション費用は、部屋の広さや選ぶ工法、使用する床材の種類によって大きく変動します。ここでは、一般的な広さごとの費用相場や、部分的な補修の目安、マンションでの注意点について詳しく解説します。
6畳間のフローリング張り替え費用はいくら?
6畳間のフローリングを張り替える場合の費用は、一般的に15万円~35万円(税込)が目安です。この費用には、既存フローリングの撤去費、下地調整費、新しいフローリング材の費用、そして施工費が含まれています。
費用が変動する主な要因は、選ぶフローリング材のグレードや機能性、下地の状態です。高価な無垢材や、防音性・床暖房対応などの機能を持つフローリング材を選ぶと、費用は高くなる傾向があります。
| 項目 | 費用相場(税込) |
|---|---|
| 張り替え費用(6畳) | 15万円~35万円 |
| 内訳 | 既存撤去費、下地調整費、材料費、施工費 |
20畳間のフローリング張り替え費用はいくら?
20畳間のフローリングを張り替える場合の費用は、一般的に40万円~90万円(税込)が目安です。広い面積になるほど、材料費や施工費も増加しますが、1畳あたりの単価で見ると、広い面積の方が安くなる傾向もあります。
フローリング材の種類やグレード、下地の状況が費用を左右する大きな要因です。リビングやダイニングなど、広い空間のリノベーションでは、デザイン性だけでなく耐久性や機能性も考慮して選ぶことが重要です。
| 項目 | 費用相場(税込) |
|---|---|
| 張り替え費用(20畳) | 40万円~90万円 |
| 内訳 | 既存撤去費、下地調整費、材料費、施工費 |
フローリングの一部張り替え・部分補修の費用目安
フローリングの一部張り替えや部分補修の費用は、損傷の範囲や程度、選ぶ補修方法によって異なります。
小さな傷やへこみであれば数千円から数万円で対応可能ですが、広範囲の補修や部分的な張り替えになると、5万円~15万円(税込)程度かかる場合があります。
フローリングの素材や既存の床材との色合わせの難易度も費用に影響します。部分的な補修で済む場合でも、プロに依頼することで仕上がりの美しさや耐久性が向上します。
- 簡単な補修(傷消し、へこみ修理など): 5,000円~3万円
- 部分的なフローリング材の交換: 3万円~10万円
- 広範囲の補修・部分張り替え: 5万円~15万円
マンションのフローリングリノベーション費用と注意点
マンションのフローリングリノベーション費用は、一戸建てと同様に広さや工法、床材によって変動しますが、防音対策の費用が加わるため、一戸建てよりも高くなる傾向があります。一般的に、6畳間で20万円~45万円(税込)が目安です。
マンションでは、管理規約でフローリングの防音等級(L値)が定められていることが多く、指定されたL値以上の防音性能を持つ床材を使用する必要があります。
この防音フローリングは一般的なものより材料費が高く、施工も専門的な知識を要するため費用が高くなります。
- 防音フローリング材の選択
L-45等級など、管理規約に適合する防音材を選ぶ必要があります。 - 工事前の届出
管理組合への工事申請や近隣住民への挨拶が義務付けられている場合があります。 - 工事期間の制限
騒音が出る工事は、平日の昼間のみなど時間が制限されることが多いです。
これらの注意点を守らないと、近隣トラブルや工事の中断につながる可能性があります。必ず事前に管理規約を確認し、必要な手続きを行いましょう。
フローリングの張り替えと上張り工法の違い

フローリングのリノベーションには、大きく分けて「張り替え工法」と「上張り工法」の2種類があります。それぞれの工法には費用やメリット・デメリットがあり、既存の床の状態や求める仕上がりによって適切な工法が異なります。
既存撤去から新設する「張り替え工法」の費用とメリット・デメリット
張り替え工法は、既存のフローリングをすべて撤去し、下地を調整した上で新しいフローリング材を張る方法です。新築同様の美しい仕上がりが期待できるのが特徴です。
張り替え工法の費用相場は、6畳間で15万円~35万円(税込)です。既存フローリングの撤去・処分費、下地調整費、材料費、施工費が含まれ、工期は6畳間で2日~4日程度が一般的です。
- 下地の状態を完全に修復できる
- 床鳴りやきしみを根本的に解消できる
- 段差が生じず、新築のような仕上がりになる
- 床下の状態を確認し、カビや腐食に対応できる
- 既存床の撤去・処分費用が発生する
- 工期が長くなる傾向がある
- 上張り工法に比べて費用が高くなる
これらの項目は、フローリングの特性や施工方法、住宅環境によって変動する可能性があり、事前の確認が不可欠です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自身のライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
張り替え工法は、床の状態がひどく劣化している場合や、床下からの改善が必要な場合に特に適しています。床下の構造的な問題も同時に解決できるため、長期的な視点で見ると安心感があります。
既存の上に重ねる「上張り工法」の費用とメリット・デメリット
上張り工法は、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて張る方法です。既存床の撤去が不要なため、費用や工期を抑えられます。
上張り工法の費用相場は、6畳間で10万円~25万円(税込)です。材料費と施工費が主な内訳で、撤去費がかからない分、張り替えよりも安価です。工期は6畳間で1日~2日程度と短期間で済みます。
- 既存床の撤去費用がかからない
- 工期が短く、比較的安価で施工できる
- 廃材が少ないため、環境負荷が低い
- 既存床の防音性や断熱性を活かせる
- 床の厚みが増し、段差が生じる可能性がある
- 既存床が著しく劣化している場合は適用できない
- 床鳴りや下地の不具合を根本的に解決できない
- ドアの開閉に影響が出たり、床下収納の高さが変わる場合がある
これらの項目は、フローリングの特性や施工方法、住宅環境によって変動する可能性があり、事前の確認が不可欠です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自身のライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
上張り工法は、既存のフローリングが比較的良好な状態で、費用や工期を抑えたい場合に有効です。手軽に床の印象を大きく変えたい方に適しています。
手軽な部分補修や床シート・フロアタイルの活用術
フローリング全体のリノベーションではなく、手軽に部屋の雰囲気を変えたい、部分的な劣化を隠したい場合には、部分補修や床シート・フロアタイルの活用もおすすめです。
これらは、DIYでも比較的手軽に行える選択肢であり、費用も抑えられます。クッションフロアやフロアタイルは、水に強く、デザインも豊富なため、キッチンや洗面所など水回りの床材としても人気です。
| 工法 | 費用相場(6畳・税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 部分補修 | 5,000円~15万円 | 傷やへこみ、部分的な劣化に対応。DIYも可能。 |
| クッションフロア | 3万円~8万円 | 柔らかく、耐水性・防音性に優れる。比較的安価。 |
| フロアタイル | 5万円~12万円 | リアルな質感で耐久性が高い。貼りやすい。 |
これらの方法は、賃貸物件の原状回復を考慮したリノベーションや、コストを抑えたい場合に特に有効です。部屋全体ではなく、特定のエリアだけ雰囲気を変えたい場合にも適しています。
フローリングのリノベーション費用を左右する要素

フローリングのリノベーション費用は、様々な要素によって変動します。これらの要素を理解することで、予算内で理想のリノベーションを実現するための計画が立てやすくなります。
採用するフローリングの種類とグレード
フローリング材の種類とグレードは、リノベーション費用に最も大きな影響を与えます。一般的に、無垢フローリングは高価で、複合フローリング、クッションフロアの順で費用が安くなります。
それぞれの素材にはメリット・デメリットがあり、費用と求める機能性、デザイン性のバランスを考慮して選ぶことが重要です。
- 無垢フローリング
天然木をそのまま加工したもので、調湿性や温もりがあり、経年変化を楽しめます。しかし、材料費が高く、施工にも専門技術が必要なため、費用は高くなります。 - 複合フローリング
複数の合板を積層し、表面に天然木や化粧シートを貼ったものです。品質が安定しており、デザインや機能性(遮音性、抗菌性など)が豊富です。無垢材よりも安価で、種類が豊富です。 - クッションフロア・フロアタイル
塩化ビニル製のシートやタイル状の床材です。耐水性や防汚性に優れ、デザインも多岐にわたります。費用を抑えたい場合や、水回りのリノベーションに適しています。
フローリング材の種類と費用相場の具体例です。
| フローリングの種類 | 費用相場(1㎡あたり・材工込・税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 無垢フローリング | 15,000円~40,000円 | 天然木の風合い、高い調湿性、経年変化 |
| 複合フローリング | 8,000円~25,000円 | 安定性、豊富なデザインと機能性、手入れが容易 |
| クッションフロア | 3,000円~8,000円 | 耐水性、クッション性、デザイン豊富、安価 |
| フロアタイル | 5,000円~12,000円 | 耐久性、リアルな質感、部分補修が容易 |
既存床材の撤去や下地処理の有無
既存の床材の撤去が必要な張り替え工法の場合、その撤去費用と下地処理の有無が費用に大きく影響します。特に下地が劣化していたり、不陸(水平ではない状態)がある場合は、追加で下地補修費用が発生します。
下地の状態が悪いまま新しいフローリングを張ると、床鳴りやフローリングの浮きなどのトラブルにつながる可能性があります。質の高い仕上がりと長期的な安心のためには、適切な下地処理が不可欠です。
- 既存床材の撤去費: 既存のフローリングを剥がす作業と、その廃材の処分にかかる費用です。一般的に1㎡あたり1,500円~3,000円(税込)が目安です。
- 下地処理費: 既存床を撤去した後、下地材(合板など)の状態を確認し、必要に応じて補修や補強を行います。この費用は状態によって大きく変動し、数万円から十数万円かかる場合もあります。
依頼する業者によって異なる工賃・諸経費
フローリングのリノベーション費用は、依頼する業者によっても工賃や諸経費が異なります。
地域のリフォーム会社、大手ハウスメーカー、設計事務所など、業者の形態や規模によって価格設定が異なるため、複数社の見積もりを比較することが重要です。
安すぎる見積もりには注意が必要ですが、かといって高ければ良いというわけでもありません。適正価格で、信頼できる施工実績を持つ業者を選ぶことが、リノベーション成功の鍵です。
- 工賃(施工費)
職人の人件費や技術料です。業者によって単価や見積もり方法が異なるため、同じ内容の工事でも差が出ることがあります。 - 諸経費
現場管理費、運搬費、廃材処分費、事務手数料などが含まれます。これらの諸経費も業者によって割合が異なるため、総額に影響します。
フローリング材でリノベーションを成功させる方法

フローリング材選びは、リノベーションの成功を左右する重要な要素です。デザイン性だけでなく、機能性やメンテナンス性も考慮して、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
天然木の風合いが魅力の「無垢フローリング」とその費用
無垢フローリングは、一本の木材から切り出した天然木をそのまま加工したフローリング材です。本物の木の温もりや香りが魅力で、調湿作用があり、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境をつくります。
無垢フローリングの費用は、1㎡あたり15,000円~40,000円(材工込・税込)が目安です。樹種によって価格が大きく異なり、オークやパインは比較的安価ですが、ウォールナットやチークなどは高価になります。
- 天然木ならではの美しい木目と質感を楽しめる
- 調湿作用があり、快適な室内環境を保てる
- 使い込むほどに味わいが増す経年変化が楽しめる
- シックハウス症候群のリスクが低い
- 価格が高価になる傾向がある
- 湿度変化によって反りや隙間が生じやすい
- 傷がつきやすく、水濡れに弱い
- 定期的なメンテナンス(ワックスがけなど)が必要
これらは、無垢フローリングの主なメリットとデメリットです。自然素材の質感を重視し、お手入れの手間も楽しめる方に特におすすめです。リビングや寝室など、リラックスしたい空間に最適です。
安定性とデザイン性に優れた「複合フローリング」
複合フローリングは、合板などの基材に天然木の薄板や化粧シートを貼り合わせたフローリング材です。無垢材と比較して品質が安定しており、反りや収縮が少ないため、メンテナンスが容易です。
複合フローリングの費用は、1㎡あたり8,000円~25,000円(材工込・税込)が目安です。表面材の種類(突板、シート)、基材の性能(防音、床暖対応)、デザインによって価格帯が幅広いです。
- 反りや割れが少なく、品質が安定している
- デザインやカラーバリエーションが豊富
- 耐傷性や耐水性に優れたタイプも選べる
- 床暖房対応など、機能性が高いものが多い
- 無垢材に比べてメンテナンスが容易
- 無垢材のような「本物の質感」には及ばない場合がある
- 表面の化粧シートが剥がれる可能性がある
- 傷がつくと補修が難しい場合がある
これらは、複合フローリングの主なメリットとデメリットです。デザイン性や機能性を重視し、メンテナンスの手間を抑えたい方に適しています。リビングから子供部屋まで、幅広い空間で活用できます。
耐水性や清掃性に優れたクッションフロア・フロアタイル
クッションフロアとフロアタイルは、塩化ビニル樹脂を主成分としたシート状またはタイル状の床材です。耐水性や防汚性に優れており、水回りのリノベーションに特に適しています。
クッションフロアの費用は、1㎡あたり3,000円~8,000円(材工込・税込)が目安です。フロアタイルは5,000円~12,000円(材工込・税込)が目安となります。
| 床材の種類 | 費用相場(1㎡あたり・材工込・税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| クッションフロア | 3,000円~8,000円 | 柔らかく足に優しい、耐水性・防音性、デザイン豊富 |
| フロアタイル | 5,000円~12,000円 | 耐久性・リアルな質感、部分補修が容易、デザイン豊富 |
クッションフロアはクッション性があり足に優しく、フロアタイルは硬度が高く耐久性に優れています。どちらも水拭きで簡単に汚れを落とせるため、お手入れがしやすいのが大きな魅力です。
床暖房対応や防音性など機能性フローリングも
最近のフローリング材には、快適な暮らしをサポートする様々な機能が備わっています。床暖房対応、防音性、耐傷性、抗菌性など、用途やライフスタイルに合わせて選ぶことで、より満足度の高いリノベーションが可能です。
これらの機能性フローリングは、通常のフローリング材よりも費用が高くなる傾向がありますが、暮らしの快適性や安心感を高めるための投資として検討する価値があります。
- 床暖房対応フローリング
熱による反りや割れが起こりにくい加工が施されており、床暖房の熱を効率よく伝えられます。冬場の足元からの暖かさが得られるため、寒い地域や冷え性の方におすすめです。 - 防音フローリング
マンションなどの集合住宅で、階下への足音や生活音の伝達を軽減するための遮音材が組み込まれています。L値と呼ばれる防音等級があり、管理規約に合わせて選びます。 - 耐傷性フローリング
表面に特殊なコーティングが施されており、ペットの引っかき傷や家具の引きずり傷がつきにくいのが特徴です。小さなお子様やペットがいる家庭に最適です。
機能性フローリングの種類とメリットに関する具体例です。
フローリングのリノベーション検討時期は築何年が目安?

フローリングのリノベーションは、見た目の美しさだけでなく、機能性の向上や住宅の寿命を延ばすためにも重要です。適切なタイミングで検討することで、大きなトラブルを未然に防ぎ、快適な住まいを保てます。
フローリングの耐用年数と交換のタイミング
フローリングの一般的な耐用年数は、複合フローリングで10年~20年、無垢フローリングで20年~30年程度が目安です。しかし、使用頻度や手入れの状況、日当たりなどの環境によって劣化の進み方は大きく異なります。
耐用年数はあくまで目安であり、定期的な点検で劣化状況を確認することが重要です。早めに異常を発見することで、補修で済む場合もあります。
- 複合フローリング
表面のシートや突板が剥がれたり、色褪せが目立つようになったら交換のタイミングです。 - 無垢フローリング
傷やへこみが目立つ場合でも、研磨と再塗装で美しさを取り戻せることもあります。しかし、反りや隙間がひどい場合は張り替えを検討します。
【劣化のサイン】リノベーションを検討すべき症状例
フローリングに以下のような症状が見られたら、リノベーションを検討する時期が来ているサインです。放置すると、床下の腐食やシロアリ発生、転倒のリスクなど、より深刻な問題につながる可能性があります。
これらの症状が見られた場合は、早めに専門業者に相談し、適切な診断とリノベーション計画を立てることが重要です。特に床の沈み込みは、構造的な問題の可能性が高く、迅速な対応が求められます。
- ひどい床鳴りやきしみ
歩くたびにギシギシと音が鳴る場合、フローリング材と下地の間に隙間ができているか、下地材が劣化している可能性があります。 - フローリングの表面の剥がれや浮き
複合フローリングの場合、表面の化粧シートや突板が剥がれてきていると、見た目が悪くなるだけでなく、隙間から水が入り込みやすくなります。 - 色褪せやシミ、深い傷
日焼けによる色褪せや、水濡れによる大きなシミ、深い傷が広範囲にわたる場合、見た目の印象を大きく損ないます。 - 歩くと床が沈む、グラつく
床がフワフワしたり、沈み込むような感触がある場合、下地材の腐食やシロアリ被害など、深刻な劣化が進行している可能性があります。
フローリングのリノベーションはDIYできる?費用と注意点

フローリングのリノベーションをDIYで行うことで、費用を大幅に抑えられます。しかし、専門的な知識や技術が必要な作業も多いため、DIYが可能なケースと、プロに任せるべきケースを見極めることが重要です。
DIYで床リノベーションが可能なケースと費用
DIYで床リノベーションが可能なのは、比較的軽度な作業や、既存床の上に重ねて施工する上張り工法が中心です。特に、クッションフロアやフロアタイル、置くだけのフローリングなど、専門工具が少なくても施工できるものが適しています。
DIYが可能なケース
- クッションフロアやフロアタイルの張り替え
- 既存フローリングの上から重ねる置き敷きフローリングの設置
- 部分的な傷補修やワックスがけ
DIYで行う場合の費用は、材料費のみで済むため、プロに依頼する費用の半分以下に抑えられることもあります。例えば、6畳間のクッションフロアのDIY費用は1万円~3万円程度です。
- 費用を大幅に抑えられる
- 自分のペースで作業できる
- 達成感がある
- 仕上がりの品質がプロに劣る可能性がある
- 時間と手間がかかる
- 失敗すると材料の無駄や再施工の費用が発生する
これらの項目は、DIYで床リノベーションを行う際の目安となるものです。DIYは、費用を抑えたい方や、ものづくりが好きな方におすすめです。しかし、無理のない範囲で、簡単な作業から挑戦することが成功の鍵です。
フローリングのDIYは専門知識と技術が必要
本格的なフローリングの張り替えや、下地からの施工には、専門的な知識と技術が不可欠です。中途半端な知識でDIYに挑戦すると、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
これらのリスクを避けるためには、自信のない作業や、広範囲にわたるリノベーションは、無理せずプロの業者に依頼することが賢明です。プロは適切な工具と経験を持ち、美しい仕上がりと長期的な安心を提供できます。
- 床鳴りや浮きの発生
下地処理が不十分だと、新しいフローリングを張ってもすぐに床鳴りがしたり、フローリングが浮いてきてしまうことがあります。 - 段差や隙間の発生
フローリング材のカットや設置が正確でないと、部屋の端で大きな隙間ができたり、つまずきやすい段差ができてしまいます。 - 水漏れやカビの原因
水回りでの施工時に隙間があると、水が侵入し、下地材の腐食やカビの原因となる可能性があります。 - マンション規約違反
マンションの場合、防音性能を満たさない床材の施工は規約違反となり、トラブルになることがあります。
信頼できる会社選びのポイント

フローリングのリノベーションを成功させるためには、信頼できる会社を選ぶことが非常に重要です。費用だけでなく、施工品質や担当者の対応、アフターサービスなども総合的に評価して選びましょう。
複数社の見積もりを比較検討する重要性
フローリングのリノベーション費用は、業者によって大きく異なります。適正価格で納得のいくリノベーションを実現するためには、必ず複数社から見積もりを取り、内容を比較検討することが重要です。
複数社の見積もりを比較することで、相場感を把握し、不当に高額な費用を請求されるリスクを避けられます。また、様々な提案を聞くことで、より良いリノベーションプランを発見できることもあります。
- 費用の透明性
見積もりの項目が詳細に記載されており、何にいくらかかるのかが明確かを確認します。一式表記が多い場合は注意が必要です。 - 提案内容の比較
各社の提案するフローリング材の種類、工法、デザインなどを比較し、自身の希望に最も合致するかを検討します。 - 担当者との相性
質問に丁寧に答えてくれるか、こちらの要望をしっかり聞いてくれるかなど、担当者の対応も重要な判断基準です。
施工実績と担当者の対応を確認する
フローリングは住宅の顔ともいえる部分であり、施工品質が仕上がりに直結します。そのため、これまでの施工実績が豊富で、担当者の対応が丁寧な会社を選ぶことが大切です。
良い業者は、お客様の要望をしっかりとヒアリングし、最適なプランを提案してくれます。また、工事中も進捗報告を欠かさず行い、安心して任せられるでしょう。
- 施工実績の確認
会社のウェブサイトやパンフレットなどで、これまでのフローリングリノベーションの施工事例を確認します。希望するテイストや工法の実績があるかを確認しましょう。 - 担当者の専門知識
質問に対して専門的な知識を持って的確に回答してくれるか、こちらの疑問を解消してくれるかを評価します。 - 連絡の速さと丁寧さ
見積もり依頼や問い合わせに対するレスポンスの速さや、言葉遣いの丁寧さも、信頼できる業者を見極めるポイントです。
フローリングのリノベーションに関するよくある質問

- フローリングの上張りリフォーム費用はいくらですか?
-
フローリングの上張りリフォーム費用は、一般的に6畳間で10万円~25万円(税込)が目安です。この費用には、新しいフローリング材の費用と施工費が含まれます。既存床の撤去費用がかからないため、張り替え工法に比べて費用を抑えられます。
費用は、選ぶフローリング材の種類やグレード、既存の床の状態によって変動します。比較的短期間で施工が完了し、手軽に部屋の雰囲気を変えたい場合に適した工法です。
「張り替え」と「上張り」工法の違いと費用はこちらを参考にしてください。
- フローリングの張り替えは築何年でする?
-
フローリングの張り替えは、一般的に築10年~20年を目安に検討されることが多いです。複合フローリングであれば10年~20年、無垢フローリングであれば20年~30年が耐用年数と言われています。
しかし、使用状況や環境によって劣化の進み方は異なるため、床鳴り、表面の剥がれ、大きな傷、歩くと沈むなどの症状が見られたら、年数に関わらず専門業者に相談することをおすすめします。
フローリングのリノベーション検討時期と劣化サインはこちらを参考にしてください。
- 6畳間のフローリング張り替え費用はいくらですか?
-
6畳間のフローリング張り替え費用は、一般的に15万円~35万円(税込)が目安です。この費用には、既存フローリングの撤去費、下地調整費、新しいフローリング材の費用、そして施工費が含まれます。
選ぶフローリング材の種類(無垢材、複合材など)やグレード、既存の下地の状態によって費用は変動します。質の高い仕上がりを求める場合は、費用だけでなく施工品質も重視することが大切です。
フローリングのリノベーション費用相場はこちらを参考にしてください。
- フローリングの張り替えを一部だけしたいのですが費用はいくらくらいですか?
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フローリングの一部張り替えや部分補修の費用は、損傷の範囲や程度、使用するフローリング材の種類によって異なりますが、一般的に5万円~15万円(税込)程度が目安です。小さな傷やへこみの補修であれば、数千円から数万円で対応できる場合もあります。
広範囲にわたる劣化や、既存のフローリング材が入手困難な場合は、費用が高くなる傾向があります。まずは専門業者に相談し、損傷状況に応じた適切な見積もりを取ることが重要です。
フローリングの一部張り替え・部分補修の費用目安はこちらを参考にしてください。
- 無垢フローリングの張り替え費用はどれくらいですか?
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無垢フローリングの張り替え費用は、一般的に1㎡あたり15,000円~40,000円(材工込・税込)が目安です。これに加えて、既存床の撤去費や下地調整費、諸経費がかかります。
無垢フローリングは、天然木の樹種(オーク、パイン、ウォールナットなど)によって材料費が大きく異なり、施工にも専門的な技術が必要なため、複合フローリングよりも高価になる傾向があります。
天然木の風合いが魅力の「無垢フローリング」とその費用はこちらを参考にしてください。
