「自宅をもっとホテルのような非日常感ある空間にしたい」「観葉植物を置いてみたいけど、何をどう飾ればいいかわからない」と感じている方は多いのではないでしょうか。
じつは、ホテルが観葉植物を取り入れるにはきちんとした理由があります。
植物の選び方・鉢の選び方・照明との組み合わせ方を押さえるだけで、一般の住まいでもホテルライクな雰囲気は十分に演出できます。
ホテルのインテリアに植物が使われる理由

ホテルのロビーや客室に観葉植物が置かれているのは、「なんとなくおしゃれだから」ではありません。
植物には空間の印象や訪れる人の心理に働きかける、確かな理由があります。
ホテルロビーや客室によく使われる観葉植物の種類と特徴

ホテルで見かける植物には、空間の規模やコンセプトに合わせた種類が選ばれています。
ロビーのような広い空間には、存在感のある大型植物が効果的です。
ストレリチア・レギネ(極楽鳥花)やクルシア・ロゼアのように、葉に厚みと光沢があり、遠目にも映える種類が多く採用されています。
耐陰性や耐乾性を持ちながら高級感を演出できる点が、業務用途で選ばれる共通の理由です。
廊下やラウンジのような通路空間には、コンパクトで管理しやすい中型植物が好まれます。
モンステラのように独特な切れ込み葉が視線のアクセントになる植物や、サンスベリアのように縦のラインが空間を引き締める植物は、リラックス感と洗練された印象を同時に与えます。
リノベ編集部和モダンなコンセプトのホテルや旅館では、竹や盆栽が多用されます。
竹は清潔感とリゾート感を同時に演出でき、スポットライトで照らした盆栽は一点に凝縮された造形美がギャラリーのような格調を生み出します。
| シーン | 代表的な植物 | 演出効果 |
|---|---|---|
| エントランス・ロビー | ストレリチア、クルシア・ロゼア | 第一印象の高揚感、非日常感 |
| ラウンジ・廊下 | モンステラ、サンスベリア | リラックス感、視線のアクセント |
| 和モダン客室・中庭 | 竹、盆栽 | 清潔感、日本的な静寂と格調 |
| 洗面室・バスルーム | 小型観葉植物 | スパのような開放感と癒し |
植物が空間にもたらす視覚的・心理的な効果


観葉植物を置くことで得られる効果には、科学的な裏付けがあります。
東京農業大学の研究によると、室内に観葉植物があるだけで交感神経の活動が抑制され、副交感神経が優位になることが確認されています。
さらに緑色は可視光線の中で人間の目に最も負担の少ない波長のため、長時間過ごす空間に緑を取り入れることは目の疲労軽減にもつながります。
視覚的な観点では、植物を背後から照らすことで壁面にドラマチックな影が生まれ、空間に奥行きと立体感が加わります。
また、バルコニーや窓際に植物を連続して配置すると室内と屋外の境界が曖昧になり、実際の広さ以上の開放感を生み出せます。



このような心理的・視覚的効果こそ、ホテルが植物を積極的に採用する最大の理由です。
宿泊者が「なんとなく落ち着く」「特別な場所に来た気がする」と感じる背景には、植物がもたらす確かな働きかけがあります。
ホテルライクな観葉植物のおすすめ種類と選び方


植物選びで迷ったときは「設置場所のサイズ感」と「自分が管理できる手間の量」を軸に考えると整理しやすくなります。
ここでは大型・中小型・フェイクグリーンの3つに分けて解説します。
大型観葉植物|フィカスリラータ・パキラでリビングに存在感を
天井の高いリビングには、高さ1.2m以上の大型植物を1本置くだけで空間のトーンが一変します。
① 観葉植物 フィカス リラータ カシワバゴム 7号(陶器鉢入り)
高さ約60cm(鉢含む)/7号鉢


琴の胴のような形をした大きな厚手の葉が特徴のカシワバゴムノキ(フィカスリラータ)。
上へ伸びるラインがリビングの縦空間を強調し、ホテルロビーを想起させる格調を住空間に持ち込めます。
陶器鉢入りですぐに飾れるのも嬉しいポイントで、明るい間接光があれば室内でも育てやすく、初心者にも向いています。
- 鉢サイズ: 7号(直径約21cm)
- 高さ: 約60cm(プラスチック鉢含む)
- 日当たり: 明るい室内(直射日光は避ける)
- 水やり: 土が乾いてから(春夏は週1〜2回程度)
- 配送: 北海道・沖縄・離島・冬の寒冷地は不可



コンパクトな7号サイズは、サイドボードの上やソファ横に置きやすいサイズ感です。
まずは1本試してみたい方の入門機にぴったり。
② パキラ(発財樹)7号鉢【受け皿プレゼント】
高さ約60〜80cm(鉢含む)/7号鉢


幹がねじれるように伸び、軽やかで瑞々しい印象を与えるパキラ。
耐陰性・耐乾性ともに非常に高く日当たりの確保が難しいマンションでも育てやすいのが最大の魅力です。
中南米原産で、現地では種を炒って食用にされることもあるユニークな植物。
ソファ横や窓際に置くだけでホテルのラウンジのような雰囲気になります。
受け皿付きなのもうれしいポイントです。
- 鉢サイズ: 7号(直径約21cm)
- 高さ: 約60〜80cm目安(個体差あり)
- 日当たり: 半日陰〜明るい室内
- 水やり: 土が完全に乾いてから(乾燥に強い)
- 付属品: 受け皿プレゼント



「植物を枯らしてしまいがち」という方に最初におすすめしたい品種。
水やりを忘れてもよほどのことがなければ元気に育ってくれます。
③ 観葉植物 本物 パキラ 8号鉢(高さ約100〜130cm)
高さ約100〜130cm/幅約40〜60cm/8号鉢


大型品種のパキラ。
高さ1m超のボリュームが、玄関・リビング・寝室を一気にラグジュアリーに格上げします。
育て方説明書&観葉植物と暮らすBOOK付きで、植物初心者でも安心してスタートできます。
オフィスや開店祝いのギフトとしても定番の人気商品です。
- 鉢サイズ: 8号プラスチック鉢
- 高さ: 約100〜130cm(鉢底より)
- 幅: 約40〜60cm
- 付属品: 受皿・育て方説明書・観葉植物と暮らすBOOK
- 耐寒: 10℃以上をキープ
- 水やり: 少なめ(病害虫に強い)



1m超の存在感はやはり別格。
ソファ横か窓際のどちらかに1本置くだけで、リビング全体がホテルのロビーのような空気感に変わります。
④ 観葉植物 本物 パキラ 7号鉢【エコフレンドリーポット鉢カバー付】
高さ約80〜110cm/幅約50〜60cm/7号鉢


環境に配慮したエコフレンドリーポットの鉢カバーが最初からついてくるお得なセット。
インテリアにそのまま馴染むデザインなので、別途鉢カバーを購入する手間がありません。
受け皿・育て方説明書も付属し、届いてすぐに飾れる完成度の高い商品です。
- 鉢サイズ: 7号
- 高さ: 約80〜110cm(鉢底より)
- 幅: 約50〜60cm
- 付属品: エコフレンドリーポット鉢カバー・受皿・育て方説明書



鉢カバーが最初から付いているのは地味にありがたい。
ホワイト系の部屋にも馴染むカバーデザインで、追加コストゼロで即インテリアになります。
中〜小型観葉植物|モンステラ・サンスベリアで棚や洗面所を格上げ
大型植物を置くスペースがない場所には、中〜小型の植物を「見せ場」として活用する方法が有効です。
⑤ 花のギフト社 モンステラ 鉢植え 6号(室内用・本物)
高さ約40〜60cm目安/6号鉢


独特の切れ込みが入った葉が強いアクセントになるモンステラ。
ラテン語で「奇怪・異常」を意味する名前の通り、他の植物にはない圧倒的な個性が魅力です。
飾り棚やニッチに置き、スポットライトで照らすと葉の影が壁面に映り込み、ギャラリーのような演出が生まれます。
モダンインテリアとの相性も抜群。
- 鉢サイズ: 6号
- 耐陰性: あり(半日陰でも育つ)
- 水やり: 土が乾いてから
- 特徴: 空気清浄効果あり



照明の当て方次第で壁に葉の影が映り込み、まるでホテルのエントランスのような演出に。
棚の上に置くだけで絵になる植物です。
⑥ 観葉植物 本物 モンステラ 6号鉢(鉢カバーオプション付き)
高さ約40〜60cm目安/6号鉢


サトイモ科の中型モンステラ。
日陰に強い特性を活かして玄関やトイレなど、光が少ない場所にも飾れます。
鉢カバーのカラーをブラック・ホワイトから選べるオプション付きで、部屋のテイストに合わせてコーディネートできます。
- 鉢サイズ: 6号
- 鉢カバー: カラー選択可
- 耐陰性: 高い
- 置き場所: 玄関・洗面所・棚上など
⑦ 観葉植物 本物 モンステラ 7号鉢(レギュラーサイズ・大型)
高さ約60〜80cm目安/7号鉢


7号の大きめサイズで存在感がアップ。
リビングのフロアに直置きしてシンボルツリーとして使うのにもおすすめのサイズ感です。
南国風のワイルドな雰囲気がリゾートホテルのような空気感を演出します。
- 鉢サイズ: 7号
- 高さ: 約60〜80cm目安
- 特徴: 大型・日陰に強い・南国風
⑧ ブルーミングスケープ サンスベリア 5号 スクエアプラスチック鉢(ホワイト・竹炭)
高さ約40〜60cm目安/5号スクエア鉢


シャープな縦ラインが特徴のサンスベリア。
洗面台の隅や玄関の壁際に添えると空間を引き締める効果があります。
空気を浄化するといわれており、乾燥に非常に強く水やりは月2〜3回程度で十分。
土の表面には竹炭が敷かれ、見た目の清潔感も抜群です。
- 鉢サイズ: 5号スクエア
- カラー: ホワイト(土の表面:竹炭)
- 水やり: 月2〜3回程度(乾燥に強い)
- 置き場所: 洗面所・玄関・トイレにも対応



ホワイトのスクエア鉢+竹炭という組み合わせがすでにスパのような佇まい。
洗面所に1鉢置くだけで一気に「泊まれる家」感が出ます。
⑨ サンスベリア 観葉植物(5号・選べる鉢タイプ)
5号鉢/耐陰性・耐乾性に優れた定番品種


サンスベリアの定番5号サイズ。
管理のしやすさはトップクラスで、直射日光が当たらない場所でも育ち、水やりは週1回以下でOK。
マンションや日当たりが限られる部屋でも枯れにくく、初心者に最も向いている観葉植物のひとつです。
- 鉢サイズ: 5号
- 耐陰性: 高い
- 水やり: 週1回以下(乾燥に強い)
⑩ 観葉植物 本物 サンスベリア 大型(8号・高さ約60〜80cm)
高さ約60〜80cm目安/8号鉢


大型サイズのサンスベリアはリビングのコーナーやソファ横にも置けるインパクト。
縦に伸びる力強いシルエットがモダンな内装をビシッと引き締めます。
存在感と管理しやすさを両立したい方に最適な1株です。
- 鉢サイズ: 8号
- 高さ: 約60〜80cm目安
- 特徴: 空気清浄・耐乾性・耐陰性すべて高水準
⑪ 観葉植物 本物 モンステラ 選べる6号鉢【セラアート鉢】
6号セラアート鉢(カラー選択可)


陶器のような質感が美しいセラアート鉢に入ったモンステラ。
ブラック・ホワイトなど無彩色の鉢が植物本体の葉の美しさを際立たせます。
飾り棚への設置やギフトにもぴったりなハイセンスな一鉢。
- 鉢: セラアート鉢(カラー選択可)
- 鉢サイズ: 6号
- 特徴: 高品質鉢で届いてすぐに飾れる
⑫ 観葉植物 5号 本物 パキラ・サンスベリア・モンステラ(選べる中型3種)
5号鉢/棚置き・床置き対応


パキラ・サンスベリア・モンステラの中から選べる5号サイズのお手頃セット。
棚置きにも床置きにも対応できるちょうどよいサイズ感で、洗面所・玄関・書棚など場所を選ばず活躍します。
まず1鉢試してみたい方の入門用として最適です。
- 鉢サイズ: 5号
- 品種: パキラ・サンスベリア・モンステラから選択
- 置き場所: 棚・洗面所・玄関など



植物の高さの1/3以下を目安に鉢を選び、ホワイトやグレージュなど無彩色で仕上げると植物本体の美しさが際立ちます。
陶器や石材の鉢に合わせることでさらにホテル感が高まります。
フェイクグリーンの活用|手入れ不要でホテルライクな雰囲気を維持する


「植物を枯らしてしまいそう」「日当たりが悪い場所にも緑を置きたい」という場合は、高品質なフェイクグリーンを選択肢に加えるのがおすすめです。
「バイオフィリア仮説」と呼ばれる環境心理学の考え方によれば、人が緑を見たときに感じる安心感やリラックス効果は、目の前の植物が生きているかどうかに関わらず発生するとされています。
つまり、リアルな質感のフェイクグリーンでも、心理的な効果はある程度期待できます。



高所の棚や直射日光が当たらない廊下など、生きた植物を管理しにくい場所にフェイクグリーンを置くと、一年中美しい状態を保てます。
ただし、手で触れる距離にある場合や、リビングの主役として使う場合は本物の質感を優先した方が空間の説得力が増します。
生きた植物とフェイクグリーンを場所ごとに使い分けることが、ホテルクオリティを維持するための現実的な戦略です。
観葉植物を使ったホテルライクなディスプレイの作り方


観葉植物をどんなに上手に選んでも、鉢と照明が合っていなければホテルライクな仕上がりにはなりません。
空間全体のトーンを揃えることと、植物を「光で演出する」ことの2点が、ディスプレイの完成度を左右します。
植木鉢・フラワーベースの選び方|素材と色でホテル感を演出


植木鉢の選び方の基本は、フローリングや建具の色味と「トーンを揃える」ことです。
ウォールナット系のブラウンが多い空間には、テラコッタやマットブラックの鉢が自然に馴染みます。
ホワイトやグレーが中心のモダンな空間には、磁器やセメント素材のニュートラルな鉢がよく合います。
装飾性の高い柄入りや鮮やかな色の鉢は視覚的ノイズになりやすいため、ホテルライクを目指すなら避けた方が無難です。



素材感については、マットな陶器・磁器・石材・コンクリートが特におすすめです。
艶のある光沢仕上げの鉢は視線を集めすぎてしまい、植物よりも鉢が目立つ結果になりがちです。
一方、マット仕上げの鉢は植物そのものを際立たせ、空間に秩序と落ち着きをもたらします。
| 空間の雰囲気 | おすすめの鉢の素材・色 | 避けたい鉢のタイプ |
|---|---|---|
| ナチュラル・ウッド系 | テラコッタ、マットブラック、クリーム陶器 | プラスチック光沢仕上げ |
| モダン・ホワイト系 | グレー磁器、コンクリート、マットホワイト | 鮮やかなカラー・柄入り |
| ラグジュアリー・ダーク系 | マットブラック、チャコール、ブロンズ | カントリー調の素朴な鉢 |
照明と植物の組み合わせ|スポットライトで植物を主役にする


植物をホテルライクに見せる最大のポイントは、照明で光と影を意図的に作り出すことです。
最も手軽に取り入れられるのが「シルエット演出」です。
植物の背後に電球色の小型スタンドライトを置き、壁を照らすだけで植物の輪郭が浮かび上がり、壁面に美しい影が映ります。
照明器具本体が見えないように隠すのがポイントで、光源が視界に入らないことでグレア(まぶしさ)がなくなり、ホテルらしい洗練された空間になります。
足元からのアッパーライトで植物を下から照らす「ドラマチック演出」も効果的です。
天井や壁に葉の影が大きく投影され、非日常的な躍動感が生まれます。
ソファやベッドに横になったとき、照明の光源が直接目に入らない位置に器具を配置することも忘れずに確認しましょう。



色温度は2700K以下の電球色を選ぶと、植物の葉色が柔らかく温かみのある色で表現され、リラックスした雰囲気が生まれます。
昼白色(5000K前後)を使うと植物はイキイキと見えますが、ホテルライクな夜の空間演出には電球色の方が適しています。
まとめ|観葉植物でホテルライクなインテリアに生命感を加える


ホテルライクなインテリアとは、植物をただ「置く」ことではなく、素材のトーンを揃えた設計と照明計画の組み合わせで完成します。
- 植物はサイズ・耐性・デザインを場所に合わせて選ぶ
- 鉢はマット素材で空間の色調と揃える
- 照明は光源を隠してシルエットと影で植物を演出する



まず試してほしいのは、リビングの隅に置いた植物の背後に電球色の小型スタンドライトを1つ忍ばせることです。
夜、壁面に映るシルエットを眺めるだけで、日常の部屋がホテルの一室のような質感に変わります。
植物1本と照明1灯、それだけで空間の印象は驚くほど変わります。








