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間接照明の作り方|DIYで自作する手順と材料・賃貸の注意点

間接照明 作り方

間接照明は、コンセント式やUSB式のLEDテープライトを使えば、電気工事を行わずに自分で作れます

ただし、LEDテープを貼るだけでは、光源の粒や配線が目立ち、ソファやベッドから光源が見えてまぶしく感じることがあります。反射面・光源の位置・電源・固定方法を先に決めることが重要です。

この記事では、必要な材料と取付手順、テレビ裏・棚下・家具上など場所別の作り方を解説します。電気工事士へ依頼すべき作業も確認できます。

目次

間接照明はコンセント式のLEDテープなら自分で作れる

LEDテープライトで自作した間接照明

間接照明は、完成品のLEDテープライトやバーライトを壁・天井へ向けて設置する方法であれば、初心者でも自作できます

間接照明とは、照明器具を直接見せず、壁や天井へ当てた反射光で空間を照らす方法です。DIYでは、家具や既存の棚を利用して光源を隠せます。

作り方難易度適した場所電気工事
フロアライトを壁へ向ける部屋の隅・家具裏不要
USB式LEDテープを家具へ貼るテレビ裏・棚・ベッド不要
コンセント式LEDテープをアルミレールへ収める棚下・家具上・カウンター通常は不要
木材やL字アングルで幕板を作る天井付近・家具上電源設備を変更しなければ不要
壁や天井へ器具を埋め込むコーブ照明・コーニス照明原則として業者へ依頼

初心者は、穴開けや配線工事を伴わないテレビ裏や家具上から始めると、設置位置を変更しやすく失敗を抑えられます。

壁や天井へ器具を埋め込む方法は、下地工事、電源工事、器具交換のための点検方法まで必要です。後付けDIYとは分けて考えましょう

間接照明を自分で作る前に決めておく4つのこと

間接照明で照らす壁と光源の位置を決める

間接照明をきれいに仕上げるには、LEDテープを購入する前の計画が重要です。次の4点を決めてから材料を選びましょう

リノベ編集部

図面上では成立していても、実際に座った目線から光源が見える場合があります。固定前に仮置きし、夜間の見え方を確認する工程を省かないことが重要です。

1.どの壁や天井を照らすか決める

間接照明では、LEDそのものではなく、光が当たった壁や天井が発光面のように見えます。そのため、最初に照らしたい面を決めます。

照らす場所の例
  • テレビ背面の壁
  • ベッドのヘッドボード側の壁
  • 棚やカウンターの下
  • 背の高い家具の上にある天井
  • カーテンボックス周辺の天井
  • 廊下や玄関の壁面

凹凸が大きい壁紙へ光を当てると、影によって下地の状態が目立つことがあります。明るく滑らかな壁や天井は、反射光が広がりやすい傾向があります。

2.座る位置や寝る位置から光源が見えないか確認する

間接照明で起こりやすい失敗は、普段過ごす位置からLEDの光源が直接見えることです。

取り付け位置を決めるときは、立った状態だけでなく、ソファに座った位置、ダイニングチェアに座った位置、ベッドに横になった位置、廊下や隣室から入ってきた位置からも確認します。

幕板の高さや器具の位置は、LEDの配光、家具の高さ、見る位置によって変わります。寸法を一律に決めず、実物を仮置きして確認してください

3.コンセントとコードの経路を決める

LEDテープの位置だけを決めると、完成後にコードやACアダプターが目立つことがあります。設置前に、次の位置を確認しましょう。

コンセントやコードの確認ポイント
  • 最寄りのコンセント
  • LEDからコンセントまでコードを通す経路
  • ACアダプターやコントローラーの置き場所
  • 配線モールを取り付けられる場所
  • 家具を移動してもコードが引っ張られないか
  • 掃除や器具交換の際に手が届くか

ACアダプターを家具の奥や壁の中へ完全に隠すと、故障時に点検・交換できません。熱がこもらず、手が届き、取り外せる位置を優先してください。

4.どのように点灯・消灯するか決める

間接照明は、操作が面倒だと使わなくなりがちです。設置前に、リモコンやスマートプラグを含めた操作方法を決めましょう。

スマートプラグを使う場合は、LED照明が通電後に自動点灯する仕様か確認してください。テレビのUSB端子から給電する場合も、LEDの消費電力がUSB端子の供給能力を超えないか、テレビと連動して消灯するかを製品説明書で確認します。

スイッチ操作や配線の手間が気になる方は、間接照明のデメリットと対策も確認してください。

間接照明のDIYに必要な材料と工具

間接照明のDIYに必要な材料

間接照明を自作するときは、設置場所と必要な長さに合わせて材料を揃えます。

基本的な材料

LEDテープライトと電源部品
材料用途選ぶときの注意点
LEDテープライト光源長さ、光色、明るさ、カット位置を確認
ACアダプターまたはUSB電源LEDへの給電LEDの電圧・消費電力に合うものを使う
コントローラー調光・調色・点灯操作LEDとの対応を確認
アルミレールLEDの固定、直線保持、放熱補助LEDテープの幅が収まるものを選ぶ
乳白カバー光の粒を目立ちにくくするレールとの組み合わせを確認
固定クリップ剥がれや落下の防止製品に対応したものを使う
配線モールコードを目立たなくする壁や家具の色に合わせる
木材・L字アングル光源を隠す幕板反り、強度、固定方法を確認

用意しておく工具

LEDをDIYするうえで用意しておくべき工具は以下です。

用意する工具
  • メジャー
  • 鉛筆または剥がせるマーキングテープ
  • はさみ
  • ドライバー
  • 水平器
  • 柔らかい布
  • 貼付面に使用できる清掃用品
  • 結束バンド
  • ケーブルクリップ

LEDテープを切断するときは、必ず電源を外し、製品指定のカット位置で切ります。切断間隔や再接続方法は説明書で確認してください。

LEDテープを選ぶときのチェック項目

チェック項目
  • コンセント式、USB式、電池式のどれか
  • 12V、24Vなどの使用電圧(ACアダプターで降圧するタイプ)
  • 必要な長さとカットできる間隔
  • 最大連結長
  • 電球色(2700K前後)、温白色(3500K前後)、昼白色(5000K前後)などの光色
  • 平均演色評価数(Ra)の表示があるか
  • 調光・調色機能の有無
  • LEDの密度またはCOBタイプか
  • 屋内用、防湿用、防水用の区分
  • ACアダプターやコントローラーの大きさ
  • 交換部品を購入できるか

DIYでは、家庭用100V電源へ直接つなぐ器具ではなく、12V・24VのACアダプター式を選ぶと、住宅配線を変更せずに設置できます。

Ra90以上の高演色タイプは、木目や塗り壁などの色を再現しやすい傾向があります。壁や天井を広く照らす場合は、素材の見え方も比較しましょう。

リノベ編集部

器具を選ぶときは、交換部品を入手できるかも確認しましょう。数年後にACアダプターだけが故障した場合、同等品を購入できるかで修理方法が変わります

ACアダプターで動作する製品では、製品構成によりACアダプター側が電気用品安全法の対象となり、LEDテープ本体は対象外となる場合があります。

LEDテープ本体だけで判断せず、ACアダプターのPSE表示と販売者情報を確認してください。詳しくは、経済産業省「電気用品名の解説」で確認できます。

LEDテープライトの種類や選び方を詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

LEDテープを使った間接照明の作り方8ステップ

LEDテープを使った間接照明の作り方

ここからは、コンセント式またはUSB式のLEDテープを家具へ取り付ける基本的な作り方を説明します。壁内配線やコンセントの増設は行わず、完成品を説明書どおりに使う方法を前提としています。

1.設置する範囲を測る

LEDを取り付けたい場所の長さを測ります。テレビ裏の場合は、テレビ本体の幅と高さだけでなく、端子、スタンド、放熱口の位置も確認します。棚下の場合は、棚板の幅、奥行き、手前から光源が見えない位置を測ってください。

必要な長さぎりぎりではなく、コネクターや電源コードを取り回す余裕も考慮します。

2.LEDと電源の仕様を確認する

取り付ける前に、LEDテープ、ACアダプター、コントローラーが対応しているか確認します。

チェック項目
  • 使用電圧が一致しているか
  • 電源容量が不足していないか
  • 調光器とLEDが対応しているか
  • 最大連結長を超えていないか
  • 屋内用を水のかかる場所で使おうとしていないか

異なる電圧のLEDと電源を組み合わせたり、電源コードを自己判断で加工したりしないでください。

3.固定する前に仮置きして点灯する

LEDテープは、両面テープを剥がす前に仮置きします。養生テープなどで一時的に固定し、夜間またはカーテンを閉めた状態で点灯してください。

チェック項目
  • 普段の位置から光源が見えないか
  • 壁や天井へ光が均一に広がるか
  • LEDの粒が強く見えないか
  • 光の端が不自然に途切れていないか
  • 壁紙の凹凸や汚れが目立たないか
  • 既存照明と光の色が合っているか
  • コードを無理なくコンセントまで通せるか

間接照明の仕上がりは、固定前の仮点灯でほぼ決まります。LEDの向きや反射面との距離を調整してから固定しましょう。

4.指定された位置でLEDテープを切る

LEDテープを短くする場合は、電源を外した状態で、製品に表示された切断位置を確認します。銅色の端子やはさみマークなどが、カット位置として表示されているのが一般的です。

指定位置以外を切ると、点灯しない場合があります。切断した残りを再利用できるかどうかも、製品によって異なります。

5.コネクターと電源を接続して点灯確認する

切断や接続を行った場合は、固定前に再度点灯を確認します。コーナー用コネクターを使うときは、端子の向きやプラス・マイナスを合わせてください。

RGBタイプや調色タイプは端子数が多いため、接続を間違えると一部の色が点灯しない場合があります。点灯しないときは電源を切り、コネクターの差し込み、端子の向き、電圧、コントローラーの位置、切断位置を確認します。

6.貼付面を清掃する

LEDやレールを取り付ける面のほこり、油分、水分を取り除きます。キッチン周辺やテレビ裏は、見た目以上に油分やほこりが付着している場合があります。

壁紙、塗装、化粧シートなどは、清掃剤によって変色・変質する可能性があります。目立たない場所で試し、素材に使用できる方法で清掃してください。清掃後は、表面が乾いてから取り付けます。

7.LEDテープまたはアルミレールを固定する

LEDテープを直線状に取り付けるなら、アルミレールで曲がりやたるみを抑えられます。棚下や天井向きでは、クリップやレールを併用して落下を防ぎましょう。

注意点
  • LEDを強く折り曲げない
  • LEDテープをねじらない
  • コネクター部分へ力をかけない
  • 放熱口や可動部をふさがない
  • ビスを打つ場合は配線や下地の位置を確認する
  • 交換時に取り外せるようにする

8.配線とACアダプターを処理する

最後に、コード、コントローラー、ACアダプターを整理します。コードは、家具の背面や巾木に沿わせ、必要に応じて配線モールやケーブルクリップで固定します。

ACアダプターは、カーテン、布、寝具などで覆わず、熱がこもりにくい位置へ置いてください。完成後は30分程度点灯し、異常な発熱、焦げたような臭い、点滅、剥がれ、コードの挟み込みがないか確認します。

異常な発熱・臭い・点滅がある場合は使用を中止し、販売店やメーカーへ確認してください。


配線やACアダプターを目立たせない方法は、間接照明の配線を隠す方法で詳しく解説しています。

場所別に見る間接照明の作り方

テレビ裏や棚下に取り付ける間接照明

間接照明の取り付け方は、設置する場所によって変わります。ここでは、DIYしやすい代表的な場所を紹介します。

テレビ裏の間接照明は壁へ向けて取り付ける

テレビ裏は、初心者でも間接照明を作りやすい場所です。LEDをテレビ背面から壁へ向けて設置します。

背面の壁を明るくすると、画面と周囲の明るさの差を小さくしやすく、暗い部屋で画面だけが明るい状態を避けられます。

チェック項目
  • 正面や横からLEDが直接見えない位置にする
  • テレビの放熱口をふさがない
  • HDMI端子や電源コードの抜き差しを妨げない
  • テレビを動かしてもLEDコードが引っ張られないようにする
  • 画面へLEDが映り込まないか確認する

テレビの4辺すべてへ貼る必要はありません。左右と上側の3辺でも光が広がる場合があります。仮点灯して必要な範囲を決めましょう

テレビ周りの間接照明については、こちらの記事で設置位置や注意点を詳しく解説しています。

棚下の間接照明は手前から光源が見えない位置へ付ける

棚下へLEDを設置すると、カウンターや飾り棚を照らせます。LEDを棚板の手前側へ付けると光が広がりやすくなりますが、座った位置から光源が見えることがあります。

棚下へ設置するポイント
  • 棚板の奥側へ設置する
  • LEDの角度を壁側へ向ける
  • 棚板の手前に小さな幕板を取り付ける
  • 深さのあるアルミレールを使う
  • 乳白カバーを併用する

キッチンの作業台では、間接照明だけで必要な明るさを確保できるとは限りません。調理用の手元灯と分けて計画してください。

家具の上から天井を照らす

背の高い本棚や収納家具の上にLEDバーやLEDテープを置くと、天井を照らす間接照明を作れます。壁や天井へ直接ビスを打たずに設置しやすいため、賃貸住宅にも向いています。

家具上から天井を照らすポイント
  • 部屋の入口から器具が見えない位置にする
  • 天井との距離が狭すぎて光が細い帯にならないか確認する
  • 家具の上にほこりがたまっていないか確認する
  • 器具の転倒や落下を防ぐ
  • 家具と天井の間へ熱がこもらないようにする
  • ACアダプターを家具の裏へ押し込まない

LEDと天井の距離に一律の正解はありません。近いと光が細い帯になり、離すと広がる一方で明るさが弱まります。

家具の高さと天井高で条件が変わるため、器具を数cmずつ動かし、夜間に光の広がりを確認してください。

リノベ編集部

家具の上へ置く方法は、壁や天井を加工せずに試せます。ただし、ほこりがたまると光が弱く見えるため、掃除と点検ができる位置へ設置してください。

ベッドのヘッドボードから壁を照らす

ベッド周辺では、ヘッドボードの裏や上部にLEDを設置し、壁を照らします。横になったときに光源が目に入らない位置を選ぶことが重要です。

寝具やマットレスでACアダプターを覆わないでください。コードは、ベッドの脚やキャスターで踏まない経路へ通します。

木材で幕板を作りコーブ照明風に仕上げる

天井近くにLEDを設置したい場合は、木材やL字アングルで光源を隠す幕板を作る方法があります。

木材やL字アングルで光源を隠す手順
  1. LEDを載せる水平部分を作る
  2. 正面からLEDが見えないように幕板を設ける
  3. LEDを天井または壁へ向ける
  4. コードを通す位置を確保する
  5. LEDや電源を交換できるようにする

幕板を高くしすぎると光が遮られ、低すぎるとLEDが見えます。固定前に実物のLEDで見え方を確認してください

壁や天井への固定、下地の確認、コンセントの新設が必要な場合は、DIYだけで完結させず、内装業者や電気工事士へ相談します。

幕板の形や納まりを詳しく知りたい方は、ボックス型間接照明の作り方も参考にしてください。

LEDの粒々感を目立たなくする方法

LEDテープの粒々感を抑える方法

LEDテープは、小さな発光部が一定間隔で並んでいるため、設置方法によっては粒状の光が壁やカバーに映ります。粒を目立ちにくくするには、次の方法を組み合わせます。

リノベ編集部

乳白カバーは粒を和らげる補助部材です。光源を視線から隠すことを最優先にし、そのうえでLED密度やレールの深さを調整してください。

光源を視線から隠す

最も重要なのは、乳白カバーよりもLED本体を直接見せないことです。幕板、棚板、テレビ本体などで光源を隠します。そうすることで、間接照明の美しさを際立たせることができます。

LEDの密度が高い製品を選ぶ

LEDの間隔が狭い製品は、点の間隔が目立ちにくくなります。COBタイプなど、発光部分が連続して見えやすい製品も選択肢です。ただし、製品名だけで判断せず、必要な明るさ、消費電力、調光性能も確認してください。

深さのあるレールと乳白カバーを使う

LEDと乳白カバーが近すぎると、カバーを付けても粒が見えます。アルミレールは、幅だけでなくLEDからカバーまでの深さも確認します。

反射面から離して設置する

LEDを壁へ近づけすぎると、粒や光のムラがそのまま壁へ映る場合があります。仮置きした状態で少しずつ壁から離し、光が自然につながって見える位置を探しましょう。

光沢の強い素材への映り込みを確認する

鏡、ガラス、光沢タイル、艶の強い家具は、隠したLEDを反射して映し出すことがあります。LED自体が見えなくても、反射によって粒が見える場合があるため、複数の方向から確認してください。

DIY間接照明で失敗しやすい9つの原因

DIY間接照明の失敗例と対策
失敗主な原因改善方法
LEDが直接見える幕板が低い、器具が手前にある仮点灯し、器具を奥へ移動する
壁に粒が映るLED密度が低い、壁へ近すぎる高密度LED、レール、距離調整を行う
光が細い帯になる反射面との距離が狭いLEDを反射面から離す
光の端が途切れるLEDの長さ不足、連結部の影長さとコネクター位置を見直し、端まで発光するシームレスタイプも検討する
壁の凹凸が目立つ壁に沿う方向から光を当てている照射角度や設置位置を変える
色が既存照明と合わない色温度が異なる既存照明に近い光色を選ぶ
LEDが剥がれるほこり、油分、熱、自重清掃し、レールやクリップを使う
電源が熱くなる容量不足、通気不足適合電源を使い、通気を確保する
使わなくなるスイッチ操作が面倒リモコンやスマートプラグを検討する

間接照明は、LEDの明るさだけで仕上がりが決まりません。光源・反射面・見る位置の3点をセットで考えることが大切です。

間接照明をDIYする場合の費用目安

間接照明のDIY費用は、LEDの長さ、電源方式、調光機能、アルミレールの有無によって変わります。

DIYの内容難易度費用の目安主な材料
テレビ裏や小さな棚1,500円〜5,000円程度USB式LED、固定用品
棚下や家具上低〜中5,000円〜2万円程度LED、電源、レール、カバー
複数箇所・長いライン1万円〜5万円程度複数のLED、電源、コントローラー、配線部材
木材で幕板を自作上記に木材・金物代を追加木材、アングル、固定金具
コンセントやスイッチ工事業者へ依頼別途見積もり電気工事士による施工

2026年7月30日時点の公式販売例では、オーム電機のUSB式LEDテープは1.5mが1,408円3mが1,958円です。

販売価格は変動するため、購入時に再確認してください。

上表は、LED本体に電源、固定部材、レールなどを加えた編集部目安です。送料、工具、施工費は含みません

LED本体だけでなく、ACアダプター、コントローラー、レール、固定クリップ、配線モールも必要です。周辺部材を含めて予算を考えましょう

造作で施工する場合との費用差

DIYと造作工事では、費用だけでなく、光源の隠し方と変更のしやすさが異なります。

方法費用の目安工期特徴
DIY(LEDテープ貼付・プラグ給電)1,500円〜2万円程度半日程度位置変更がしやすく、原状回復にも対応しやすい
DIY(幕板の自作・アルミレール併用)2万円〜5万円程度1日〜2日光源を隠しやすいが、木材加工と固定作業が必要
造作工事(新築・他工事と同時)5万円〜15万円程度数日程度配線や下地を計画しやすく、器具を建築に納めやすい
造作工事(既存住宅のリフォーム)10万円〜30万円程度数日〜解体・配線・内装復旧の費用が加わりやすい

造作工事では、下地、電源、スイッチ、器具交換の方法まで設計します。光源を完全に隠すコーブ照明やコーニス照明は、DIYでは再現しにくい仕上がりです。

最初にDIYで位置や明るさを試し、リノベーション時に造作へ切り替える進め方もあります。

造作工事の内訳や種類別の費用は、間接照明の費用相場で詳しく解説しています。

電気工事士へ依頼する必要がある作業

間接照明で電気工事士へ依頼する作業

コンセントへ差し込んで使う完成品のLEDテープや、USB式照明を説明書どおりに設置する範囲であれば、通常は電気工事士資格を必要としません。

次の作業はDIYで行わず、電気工事士へ相談してください。

電気工事士へ依頼する作業
  • コンセントの新設・移設
  • 壁スイッチの新設・交換
  • 壁や天井内の100V配線
  • 電線と照明器具の直結
  • 住宅の電源コードや配線設備の切断・延長
  • 分電盤や屋内配線の変更
  • 浴室など水気のある場所の配線工事

電気工事士法施行令第1条では、電圧600V以下で使う差込み接続器などにコードを接続する一部の作業を、資格が不要な軽微な工事としています。

一方、住宅の屋内配線の変更やコンセントの新設は、資格が必要な電気工事です。完成品を差して使う作業とは区別してください。

詳しくは、経済産業省「電気工事士等資格が不要な『軽微な工事』とは」を確認してください。

リノベ編集部

後付けDIYでも、照明器具を置く場所だけでなく、コンセントとスイッチの位置を先に確認してください。電源計画を後回しにすると、コードが目立ち、操作もしにくくなります。

低電圧のLEDテープでも、ACアダプターの入力側には家庭用電源が使われます。コードやアダプターを分解・加工しないでください

賃貸で間接照明をDIYするときの注意点

賃貸で間接照明をDIYする方法

賃貸住宅では、壁や天井へ直接取り付けるより、家具や置き型器具を利用する方法が適しています。

賃貸でLEDを取り付けるポイント
  • テレビやテレビボードの裏にLEDを取り付ける
  • 本棚や収納家具の上にバーライトを置く
  • 棚板の裏側へLEDを取り付ける
  • 突っ張り式の棚や柱へ取り付ける
  • 壁へ向けてフロアライトを置く
  • 移動できる木製パネルへLEDを取り付ける

マスキングテープを下貼りしても、壁紙を必ず保護できるわけではありません。糊残り、変色、表面剥離が起きる可能性があります。

賃貸で確認しておくこと
  • 壁紙に使用できる製品か
  • 推奨される使用期間
  • メーカーが案内するはがし方
  • 目立たない場所で問題が起きないか
  • 長期間貼りっぱなしにならないか

ビスや釘で穴を開ける場合は、賃貸借契約を確認し、管理会社や貸主へ事前に相談してください。

国土交通省のガイドラインでは、原状回復は契約内容に沿った取り扱いが原則です。契約書が曖昧な場合は、管理会社や貸主へ事前に確認してください。

詳しくは、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を確認してください。

まとめ|間接照明は固定前の仮点灯で仕上がりが決まる

間接照明を自分で作るときの確認ポイント

間接照明は、コンセント式やUSB式のLEDテープを使えば自作できます。LEDを貼る前の確認が仕上がりを左右します

ポイントまとめ
  • どの壁や天井を照らすか
  • 普段の位置から光源が見えないか
  • コードとACアダプターを目立たせずに配置できるか
  • 電源を点検・交換できるか
  • LEDの粒や光のムラが目立たないか
  • 固定方法に落下の危険がないか

最初から壁や天井を加工せず、テレビ裏、棚下、家具上へLEDを仮置きしてください。夜の見え方を確認してから固定しましょう。

コンセント増設、壁内配線、照明器具の直結はDIYの範囲を超えます。電気工事士や施工会社へ相談してください。

間接照明の作り方に関するよくある質問

間接照明をDIYする場合、電気工事士の資格は必要ですか?

間接照明をプラグ式・USB式の完成品でDIYするだけなら、通常は電気工事士の資格は不要です。

コンセントや壁スイッチの増設、壁内配線、100V電源への直結は資格が必要です。住宅設備を変更する作業は、電気工事士へ依頼してください。

LEDテープは好きな場所で切れますか?

LEDテープは好きな場所では切れず、製品に表示されたカット位置で切断します。

切断間隔や再利用の可否は製品ごとに異なります。余ったLEDを再接続する場合は、対応する専用コネクターと説明書を確認してください。

LEDテープの両面テープだけで固定できますか?

LEDテープの両面テープだけでは、熱や自重によって時間の経過とともに剥がれる場合があります。

棚下、天井向き、凹凸のある面では、アルミレールや固定クリップを併用してください。貼付面のほこりや油分を除去することも重要です。

LEDテープの粒々を消す方法はありますか?

LEDテープの粒々は、光源を視線から隠し、高密度LEDやCOBタイプを選ぶと目立ちにくくなります。

深さのあるアルミレールと乳白カバーを使い、壁や天井から適度に離す方法も有効です。固定前の仮点灯で粒の見え方を確認してください。

間接照明だけで部屋全体を明るくできますか?

間接照明だけで部屋全体を照らせるかは、LEDの明るさ、設置長さ、反射面の色、部屋の広さで変わります。

装飾用LEDテープだけでは、読書や調理に必要な明るさが不足する場合があります。ダウンライト、スタンドライト、手元灯と組み合わせてください。

100均のLEDライトでも間接照明を作れますか?

100均のLEDライトでも、小さな棚やディスプレイ用の間接照明は作れます。

ただし、電池寿命、明るさ、連続点灯時間、調光機能には制約があります。長時間使う場所では、電源仕様や安全表示を確認できる製品を選びましょう。

浴室や洗面所にもLEDテープを付けられますか?

浴室や水が直接かかる場所へ、一般的な屋内用LEDテープを設置しないでください。

防水表示があっても、接続部やACアダプターまで同じ性能とは限りません。使用場所に適合する器具を選び、施工会社や電気工事店へ相談してください。

間接照明を取り付けた後に位置を変えられますか?

間接照明の位置は、置き型ライトやクリップ固定なら比較的変更しやすいです。

LEDテープを直接貼ると、はがす際に破損や粘着力低下が起こります。将来移動する可能性がある場合は、取り外せるアルミレールや板材へ固定してください。

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この記事を書いた人

リノベの教科書編集部のアバター リノベの教科書編集部 メディア責任者

「毎日帰りたくなる、ホテルのような家を。」
私たちは、間接照明にこだわったリノベーションを専門とする会社です。自社でもホテルライクなリノベーションを実際に経験し、照明計画が空間の質をどれほど左右するかを肌で知っています。天井・壁・建具への光の落とし方、光源の色温度と素材の組み合わせ——細部へのこだわりが、非日常を感じさせる上質な空間をつくります。
このメディアでは、間接照明を活かしたリノベーションの実例・ノウハウ・最新トレンドを、実務の現場から発信しています。「照明が変わると、暮らしが変わる」。その確信をもって、ホテルライクな住空間の可能性を追い続けるチームです。

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